【今回の記事の結論】
- 投資が怖いのは知識がないから
- 小額投資から始めて慣れることが大切
- 投資をしないと資産は増えない
「投資って怖い」
銀行でお客様と話をすると、こう言った言葉を聞くことは非常に多いです。
では、多くの人は投資の何を恐れているのでしょう。
投資の中でも多くの人になじみがあるのは「株」でしょう。
ただ、株は企業は破綻すると紙切れになってしまいます。
100円からできる投資信託が初心者にはええねんで。
以下のグラフは投資信託の非購入の理由です。
グラフからわかるように、投資信託が怖くて購入しない主な理由が以下の3点です。
- 投資の知識がない(仕組みがわからない)
- 損しそうで怖い
- 元本保証がない
正直、投資から逃げるのはマジでもったいない。
よっぽど多くの金額を貯金できないと、老後はかなり厳しいです。
投資(投資信託)から逃げている人に対して、一つ一つわかり易く解説していきますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
投資の知識がない・仕組みがわからない
何と6割以上の人が、投資の知識がない・仕組みがわからないと言って、投資をしていません。
投資って難しいってイメージがあるよね。
知識がないと言っても様々でしょう。
- 仕組みがわからない
- 何に投資をしたら良いかわからない
- どのタイミングで売り買いしたら良いかわからない
あなたはどれに当てはまりますか?
それぞれ解説して行きましょう。
仕組みがわからない
投資信託は株と違い、多くの人からお金を集めて、まとまった金額を投資します。
まとまったお金はプロが運用を行います。
何に運用をするのかは、どの商品を選ぶのかで変わってきます。
図の方がわかり易いので、図をご覧ください。
投資信託の仕組み自体は単純です。
- みんなでお金を出し合って、プロに任せる。
- プロが運用して、成果を出す。
- 成果をみんなでありがたく頂戴する。
ただ、プロが運用したからといって、必ずしも得をするわけではありません。
投資信託も投資ですので、得することもあれば損することもあります。
自分の目的にあった投資をすることが大切や。
何に投資をしたら良いかわからない
種類が多すぎてどれにすればいいか、考えるうちに嫌になってしまうよ。
何に投資をするかは、自分がどの程度のリスクに耐えれるかを考えるべきです。
リスクとは価格のブレ幅のこと。
【リスクの低い商品】
- 預貯金
- 債券(国債、社債等)
【リスクの高い商品】
- 株
- 不動産(REIT)
自分がどの程度の損に耐えるかで商品を考えましょう。
投資経験があまりない人は、下記の内容から始めて投資に慣れましょう。
- リスクの低い商品から買ってみる
- 小さい金額からしてみる
- ポイント投資をしてみる
まずは少額から始めてみて、慣れることがオススメ。
どれを選べばいいかわからない人は、手数料が低い商品を選んでみましょう。
間違っても、銀行の窓口で購入してはアカンで。
手数料がめっちゃ高いからな。
どのタイミングで売り買いしたら良いかわからない
一番嫌なのは、購入した直後に暴落すること。
ただ残念ながら、誰にもいつ暴落するのかはわかりません、、、
投資信託を買うタイミングは『今』です。
最高のタイミングなんて、残念ながらいつまでもきません。
確かに暴落は恐ろしいもの。
ただ、解決策もあります。
毎月少額の積立をすればいいんです。
少額から積立していって、投資になれることからや。
考えんと、さっさとした方がええで。
積立NISAを活用して、毎月決まった日に小額から始めてみて投資に慣れましょう。
物足りないなと感じれば金額を上げたり、リスクの高い商品を購入すればいいでしょう。
買うタイミングは自動ですので考える必要はありません。
売るタイミングはお金が必要なった時。ただ、大暴落の時は避けましょう。
損しそうで怖い
投資をすれば、一時的に損することは多々あります。
下記はコロナの影響で株価が暴落した時のグラフです。
投資をしていれば、暴落は必ず経験します。
暴落と言っても様々で、リーマンショックのように、投資金額が半分になるようなこともあります。
大事なのは暴落時でも耐えれるようにしておくことです。
過去の株価を見れば、暴落しても時間をかけて株価は戻ってきています。
リーマンショックの時も、コロナショックの時もです。
【大暴落に備えた対応】
- 生活防衛資金を貯める
- リスクの低い商品から始める
- 積立から始める
繰り返しになりますが、まずは慣れることです。
思った以上に損した場合にパニックになるんです。
私は原油に投資して、価格がマイナスになった時はパニックになりました。
まずは生活防衛資金(目安:生活費の6ヶ月分)を貯めましょう。
元本保証がない
日本人は元本保証が大好きです。
上記のグラフからわかるように、日本人の資産の半分以上が現預金です。
そのため多くの人は損することに慣れていません。
ちなみに我が家では、8割弱が株や投信です。
ただ厳密に言えば、現預金でも損をすることはあります。
どういうときに損をするかと言えば『インフレ』の時です。
インフレにより、現預金でも損することを簡単に説明すると、
例えば、今まで千円で買えていたものが2千円になれば、1万円で買える個数は半分になります。
お金の価値は変わりませんが、モノと比較すると価値が下がっています。
最近では光熱費や食料品が値上がりしているので、インフレを感じている人も多いでしょう。
千円は千円ですが、モノの価格が上がれば買える量は少なくなります。
日本は今までずっとデフレなので、現預金ばかり持っていてもたいして困りませんでした。
しかし、最近では嫌というほどインフレになり、家計を直撃しています。
ですので、誰しもがインフレ対策は必須です。
インフレ時に価格が上がる株等に一部運用することで、インフレ対策をすることができます。
元本保証がないからと言う理由だけで投資を避けるともったいないです。
インフレを考えれば、現預金だって損するわけですから。
投資の魅力
投資は元本保証もありませんし、損することも多々あります。
そういったデメリットを踏まえても、私は大部分の人がすべきだと考えます。
【投資のすべき理由】
- 世界全体でみると経済は右肩上がり
- 預金で運用しても絶対に増えない
- インフレ対策に投資は必須
世界全体でみると経済は右肩上がり
日本のGDPは増加していませんが、世界全体でみると右肩上がりです。
ややデータは古いですが、下記のグラフは世界のGDPの推移を表したものです。
株価は必ずしもGDPに比例するわけではありませんが、一つの指標にはなるでしょう。
今後の経済も右肩上がりかどうかは不確定ですが、人間の叡智が今後も経済を右肩上がりにしていくだろうと私は考えています。
預金で運用しても絶対に増えない
投資をしないとなると、預金で運用することになります。
定期金利は現在0.002%です。
100万円を1年間預けても利息はわずか20円です(税引き後16円)。
預ける気なくしちゃうよ。
一時的に損する可能性があっても、長い期間運用することで増加するのであれば、投資をすべきでしょう。
インフレ対策に投資は必須
先ほどもお伝えした通り、インフレになると現預金は損をします。
世界ではインフレが常識ですし、最近ではついに日本でもインフレになっています。
日本でもインフレ対策は必要です。
インフレでは資産が現預金だけの人は損をします。
インフレの際に上昇する株式等に投資して、インフレ対策をすべきでしょう。
【関連記事】
『【リターン20%超】リベ大の両学長の言うことを実践ーー稼ぐより増やすからしてみた』
まとめ
【今回の記事の結論】
- 投資が怖いのは知識がないから
- 小額投資から始めて慣れることが大切
- 投資をしないと資産は増えない
何でもしたことがないことを始めるのは勇気がいります。
ですので、少額からスタートしてみましょう。
積立NISAで月1万円くらいからのスタートや今は楽天ポイントやLINEポイントで投資もできますよ。
千里の道も一歩から
まずはスタートし、慣れることから始めてみましょう。
以上です。
ありがとうございました。