ついにNISA拡充・恒久化!普通のサラリーマンが小金持ちになるために取るべき戦略とは?

バンクくん
バンクくん
NISAが拡充・恒久化になるって話が盛り上がっているね。
僕のようなサラリーマンが、老後安心できるように、どのようにNISAを活用したらいいだろう?

【今回の記事の結論】

  •  一般NISAの年間上限額が現状の2倍、つみたてNISAの年間条件額が現状の3倍、さらに投資できる期間が恒久化となる。
  •  現在NISAを活用している人は、2023年も活用した方がお得。
  •  サラリーマンは長い期間で、毎月コツコツ積み立てることで小金持ち(資産5,000万円以上)になれる。

ついにNISAの拡充・恒久化が決まりましたね。

これは全国民(特に若い人)には朗報です。

しかも、思った以上に素晴らしく改正されたので、驚きました。

カマプ
カマプ
政府としてはかなりの大盤振る舞いやな。
NISAを活用して投資すれば、老後のお金の心配はなくなるレベルやで。

今までは”投資はした方がいい”だったのが、これからは”投資をしないと損”に変わります。

なぜなら、今後増税がある可能性が高いからです。

投資を恐れて貯蓄に逃げていると、老後は本当に恐ろしい事態になりかねません。

そんな事態を避けるためにも、NISA改正をしっかり押さえて、活用しましょう。

【参考記事】

『【現役銀行員が解説】投資は怖い?その恐怖は投資のことを知らないことが理由かも』

バンクくん
バンクくん
普通のサラリーマンはNISA改定って何か関係あるの?
投資金額が増えたって、そこまで投資に回せる余裕なんてないよ。

私もごくごく普通のサラリーマンです。

  • 給料もそんなに多いわけではない
  • 税金はどんどん上がっている
  • 年金も右肩下がり
  • 教育費は右肩上がり
  • 将来、お金の心配がある

そんな普通のサラリーマンだからこそ、NISAをしっかり活用して、老後を安心して生活できるようにする準備をすべきです。

NISAが改正することで、普通のサラリーマンが小金持ちになるためには、どのようにNISAを活用していくか、一緒に考えていきましょう。

私が目指すべきは、純資産5,000万円以上の小金持ち!

では、NISA拡充後、サラリーマンが取るべき戦略を見ていきましょう。

NISA改正のポイントは4つ

バンクくん
バンクくん
NISAが改定のポイントはどんなところだろ?
NISA改定のポイント
  1. 年間投資金額の増加(一般NISAは120万円→240万円、つみたてNISAは40万円→120万円)
  2. 投資期間の恒久化(今までは一般NISAは5年、つみたてNISAは20年)
  3. 一般NISAとつみたてNISAの併用OK(今まではどちらかを選択する必要があった)
  4. 売却すると非課税枠が復活(生涯投資上限額が1,800万円に設定。ただし、一般NISAの上限は1,200万円。つみたてNISAは生涯投資上限額までOK)

では、それぞれのポイントを押さえていきましょう。

1.年間投資金額の増加

一般NISAは今の2倍、つみたてNISAは今の3倍もの金額が年間に投資可能となります。

総額で年間360万円!!

とはいえ、年間360万円は参考程度(こんなに投資できる人いるの?って感じです)。

普通のサラリーマンとしては、つみたてNISAの上限が増えたのはうれしいですね。

カマプ
カマプ
つみたてNISAの年間投資額は少ないと感じる世帯もあったからな。
物足りないと思っていた世帯は、これを機に増額したらええで。

ぼんやりですが、我が家では毎月3万3千円の積立金額を6万円に増額しようかなと思っています。

2.投資期間の恒久化

恒久化については、特に若い人にはうれしい改定ですね。

そもそも、長期資産形成のための施策なのに、期間が限定されているのはどうなんだと思っていました。

元々の投資可能期間は、一般NISAは2014年~2023年、つみたてNISAは2018年~2042年まででした。

この投資可能期間が、今回の改定で恒久化となります。

バンクくん
バンクくん
恒久化することで、時期を気にせず、すぐに始めた方が有利になるね。

恒久化するため、とにかく早くスタートし長く運用することが最も簡単投資資金を増やしやすい戦略となります。

私は最低でも60歳、できれば65歳までつみたてをしようと思っていますので、恒久化はうれしいですね。

アラフォーですので、まだ20年以上あります。

私のような普通のサラリーマンでも悲しむことなかれ。

時間を使って、着実に増やすことで、驚くほど簡単に誰でも小金持ちにはなれます。

【毎月5万円、年利5%、期間30年で運用したシミュレーション】

引用元:金融庁 資産運用シミュレーション

月5万円30年間、例えばS&P500全世界株に運用する投資信託を購入するだけで、なんと4,000万円超になる可能性があります。

プラス退職金があれば、資産5,000万円以上の小金持ちになる可能性が誰でもあります。

引用元:野村総合研究所

『誰でも小金持ち』になれるって、夢がありませんか?

バンクくん
バンクくん
でも、月5万円をずっと積み立てするのが結構難しいよね。

【月5万円のつみたてが難しい方はこちらを参考】

『【小金持ちになる第一歩】平均よりも少し少ない支出にするために何をすべき?』

確かに、月5万円、しかも30年間つみたてを継続するのは結構大変です。

私の場合は、こんな感じでつみたて金額を増やしました。

  1. ムダな固定費を削減する
  2. 削減した分を投資に回す
  3. 1と2を繰り返す
  4. 本業や副業を頑張る
  5. 増えた資産を投資に回す

前はせいぜい年間50万円だったのが、今では100万円を超える投資ができるようになりました。

『再現性のある方法で「小金持ち」を銀行員が目指す!小金持ちになるには何をすべき?』

3.一般NISAとつみたてNISAの併用OK

今までは、一般NISAかつみたてNISAのどちらかを選ぶ必要がありました。

どちらか一つしか選べないことで、「どっちにしたらいいんだ?」問題発生

バンクくん
バンクくん
一度選ぶと変更ができなかったから、悩ましかったよね。

NISA改定により、どちらも使えるようになるので、かなり使い勝手が良くなりました。

私は基本的にはつみたてNISAで運用し、まとまったお金(ボーナスや退職金)で一般NISA枠を使用しようと思っています。

カマプ
カマプ
所得が多くない人は、基本的にはつみたてNISAで運用したらええで。
無理に一般NISAを使う必要はあらへん。

4.売却すると非課税枠が復活

改定ポイントの中でも、売却すると非課税枠が復活することには特に驚きました

カマプ
カマプ
今のNISAでは、売却しても投資枠は復活せん。
例えば一般NISAやったら、1月に100万円投資した株が8月に上がったんで売却したとする。11月に投資したい株があっても、その年は再度100万円を非課税枠で投資できひんっちゅーことや。

歳を取るとともに、資産の中身を見直すことがあるでしょう。

歳を取っていけば、株などのリスクの高いものの比率を下げて、債券などのリスクの低いものを増やしていくことが一般的な投資法です。

今までであれば、投資期間も決まっていたのでNISAを一度売却してもNISAの枠が戻ることはありませんでした。

非課税枠が復活する例
  1. NISA口座で、20年で1,800万円を運用
  2. 1,800万円のうち300万円を売却(残りの非課税枠が300万円に)

現状であれば、上限である1,800万円の投資をすれば、非課税での運用はこれ以上できません。

2024年以降は売却すれば復活するので、かなり使い勝手は良さそうです。

ただ、投資は売り買いを繰り返さず、長期的に運用した方が複利の効果で資産は高くなる傾向があるので、極力売り買いはしないほうが賢明です。

ここまでの改正になると、NISAをしないなんて選択肢はなくなりますね。

ポイント
NISA改正により、年間投資額増・恒久化に進化。サラリーマンはNISA活用は必須

現在NISAを活用している人はどうなる?

バンクくん
バンクくん
NISA改正点はわかったけど、今、NISAを使っている人はどうなるの?
枠は減るのかな?

現在、NISAを活用している人は2023年まで活用した方がお得です。

現在のNISAをそのまま活用した方がお得な理由は、今のNISAは『生涯投資上限額(1,800万円)とは別枠』だからです。

カマプ
カマプ
今のNISAはぎりぎりまで使った方がお得やで。
余計なことを考えずに、がっつり活用しような!

今のNISAが始まったのは、一般NISAは2014年1月から、つみたてNISAは2018年1月から。

私がつみたてNISAを始めたのは2020年4月からです。

悔やんでも仕方がないですが、早く始めておけば………と思ってしまいます。

カマプ
カマプ
すぐに始めた人の場合、一般NISAなら600万円、つみたてNISAなら240万円が生涯投資上限額1,800万円とは別枠で投資できるっちゅーことやな。

まあ、過去の話を嘆いても仕方がありません。

できることは常に今!

ですので、我が家の2023年は投資目標は、

  •  つみたてNISAを夫婦で満額80万円
  •  ジュニアNISAで満額80万円
  •  iDeCoで満額14.4万円

正直、ジュニアNISAまで満額できるか微妙なとこですが、目指すのはタダですからね。

後は、本業と副業で頑張るのみ!

ポイント
現制度のNISAはぎりぎりまで活用するほうがお得

NISA改正後のサラリーマンの投資戦略

バンクくん
バンクくん
サラリーマンは新NISAを活用して、どのように投資すべきだろう?

私のように普通のサラリーマンは以下のように投資すべきと思っています。

  •  毎月決まった金額をつみたてNISAを活用してコツコツ投資
  •  一時的に入った金額(ボーナスや退職金)は一括投資
  •  投資をする商品は米国株か全世界株のインデックス
MEMO
インデックスとは、何かの指標に連動する商品のこと。手数料がめちゃめちゃ低いのが特徴

理由としては、投資に極力時間を使いたくないし、毎月ほったらかしで自動的に増やしていきたいから。

ですので、

  • つみたてNISAでコツコツ投資が基本
  • たまに一般NISA

ってな感じです。

現在アラフォーの私は、60歳まではつみたてすることができるかなと思っています。

現状考えている新NISAプランとしては、

【プラン1】

  • 毎月6万円を20年間つみたて×2(夫婦)=2,880万円
  • 3,600万円(夫婦の生涯投資上限額)-2,880万円=720万円はボーナスや退職金を一般NISAで運用

【プラン2】

  • 毎月6万円を8年間つみたて×2(夫婦)=1,152万円
  • 子どもが大学の間はつみたて休憩
  • 子どもが大学卒業後、毎月8万円を8年間つみたて×2(夫婦)=1,536万円
  • 3,600万円(夫婦の生涯投資上限額)ー(1,152+1,536)=912万円はボーナスや退職金を一般NISAで運用

【プラン3】

  • 毎月6万円を12年間つみたて×2(夫婦)=1,728万円
  • 子どもが大学卒業後、毎月8万円を8年間つみたて×2(夫婦)=1,536万円
  • 3,600万円(夫婦の生涯投資上限額)ー(1,728+1,536)=336万円はボーナスや退職金を一般NISAで運用
バンクくん
バンクくん
子どもが大学を卒業するまでは、結構お金がかかるよね。

実行しようと思っているのは【プラン3】

理由は3つあります。

  •  子どもが大学を卒業すれば、家計にゆとりができる
  •  投資を中断すると、投資した方が良い時期を逃す可能性がある
  •  つみたてNISAを売るタイミングは使うとき

子どもが大学を卒業すれば、家計にゆとりができる

子どもが大学を卒業するまでは、習い事や子どもの生活費、学費等、多くのお金がかかります。

我が家は1人ですが、2、3人と子どもがいると、家計の負担はかなり大きいものでしょう。

カマプ
カマプ
子ども一人育てるのに、3,000万円程度かかるって言われてるで。
やっぱ、子育ては大変やなー。

【プラン1】では、ずっと毎月6万円を積み立てるプランですが、子どもが大学を卒業すれば、積立金額を増やすことが可能です。

子どもが大学卒業後は、最後の貯蓄期間。

卒業後は積立金額を増加させるのが良いと思っています。

投資した方が良い時期を逃す可能性がある

子どもが大学生の間を積立しないとなると、4年間積立をしない期間が出来てしまいます。

積立をしない4年間が、株価が低い時期(投資した方が良い時期)であれば、今後の資産に大きく影響することになります。

カマプ
カマプ
株価がどうなるかは誰にも読めん。
投資をしない時期はない方がええで。
もし、ベストなタイミングを逃すのと逃さんのを比較すると、将来の資産額が何十%も変わってくるで。

子どもが大学生の間にも、積み立てを継続するのは非常に大変ですが、資産を取り崩しても、継続した方が良いと思っています。

ただ、株式のみで運用すると、資産を取り崩す時に資産が大幅に下落していることにもなりかねません。

ですので、預金を厚くするか、債券といったリスクの低いものにも投資する必要があります。

つみたてNISAを売るタイミングは使うとき

最後の理由が、つみたてNISAを売るタイミングは使うときだからです。

これは両学長の受け売りですが、実際、NISAを売るタイミングはこれしかないかなって思っています。

そもそも我が家では、学費と老後のためにつみたてNISAをしています。

ですので、つみたてNISAの最初の売却タイミングは子どもの大学資金となります。

バンクくん
バンクくん
子どもの大学資金のために、コツコツ貯めてきたからね。

まあ、つみたてNISAを売却しなくても、子どもの大学資金を用意しつつ、積み立てを継続できるのであればそれが一番いいですが、現実的にそれはムリ。

今まで同様に積み立てを継続しつつ、資産を取り崩していく方法が現実的でかつベストだと思っています。

ということで、選ぶのは【プラン3】ですね。

ポイント
サラリーマンはつみたてNISAをメインで活用し、つみたてを継続する

NISA改定についての疑問

バンクくん
バンクくん
NISAが改定されるようだけど、ちょっとした疑問というか、悩みがあるよね。

NISA改定ポイントはわかったけど、それでもわからないことや、気になることがあるかと思います。

そういったちょっとした疑問を感じやすいポイントをズバッと解説して行きます。

【疑問1】新NISAはした方がいいのか?

【回答】した方が良い。というか、超超低金利の現代において、しない選択肢はない。

【参考記事】

『小金持ちになるなら貯蓄では無理ーー私はほったらかし投資で資産を少しずつ育てることにした』

 

【疑問2】生涯投資上限額の1,800万円まで、ムリしてでも投資した方が良いか?

【回答】ムリに投資する必要はない。今も将来も楽しむことが重要。大切なのは、自分がどんな人生を歩きたいか。我が家では満額を目指してみますが、できそうになければさっさと諦めます。

 

【疑問3】新NISA活用で、老後2,000万円問題を解決できる?

【回答】解決できる。投資期間が長いほど、少額でOK。

2,000万円に到達するには(年利5%と仮定)

  • 投資期間30年なら、月2.5万円
  • 投資期間35年なら、月1.8万円
  • 投資期間40年なら、月1.4万円

 

【疑問4】投資はいつ始めるべき?

【回答】今すぐ。早ければ早いほど金利が味方するので有利。株価がどうなるかわからないので誰にもわからないので、ベストなタイミングは待つだけムダ。

 

【疑問5】NISAはどこの証券会社すべき?

【回答】SBI証券一択。ポイント還元率が良いため。次は楽天証券。絶対にダメなのは銀行や証券会社の窓口(手数料が高いため)。

【参考記事】

『【現役銀行員が断言!】1億円貯めたければ銀行に近づくな!もしかしたらあなたはカモネギかも』

 

【疑問6】投資するなら何にすべき?

【回答】全世界株のインデックス投信。長期的に見れば、右肩上がりになると思っているため。米国株でもOK。

【参考記事】

『【要約】投資をするなら米国株!米国株に投資する理由5選』

 

【疑問7】NISAとiDeCoならどっちを優先すべき?

【回答】使い勝手がいいのでNISAを優先すべき(iDeCoは60歳までは資金を使うことができない)。ただ、個人の状況・好みによっても変わる。所得が多い人は、iDeCoの節税効果は大きい。

まとめ

【今回の記事の結論】

  •  一般NISAの年間上限額が現状の2倍、つみたてNISAの年間条件額が現状の3倍、さらに投資できる期間が恒久化となる。
  •  現在NISAを活用している人は、2023年も活用した方がお得。
  •  サラリーマンは長い期間で、毎月コツコツ積み立てることで小金持ち(資産5,000万円以上)になれる。

NISA改定は思ったよりも素晴らしいものに改定されることになりました。

今までは、NISAを活用した方がお得だったのが、しないと損と言えるものになります。

損をすることが怖い人は、千円くらいから初めてみることをオススメします。

人生は行動でしか変わりません。

行動して、より良い未来にしましょう。

ありがとうございました。

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