業績が厳しくて、将来が不安だよ。
銀行で働く人は理由を確認してや。
【今回の記事の結論】
- 銀行員と副業の相性は抜群
- 銀行が潰れる時代が来る
- 銀行員はテクノロジーの進化で不要になる
銀行業界は逆風の時代。
2016年1月に日銀のマイナス金利政策導入により、収益は右肩下がりで銀行業界はどこも非常に厳しい状況です。
以前であれば、
- 銀行に入ったら安泰
- 潰れることはない
- 給料も他の企業に比べると高い
今では、
- 4割の銀行は赤字
- 銀行も潰れる時代に
- 給料も他の企業とさほど変わらない
そのような中、何もしなければどんな未来が待っているでしょうか?
銀行員で身に付けたスキルは他の企業で役立つのかな?
もし、あなたが勤めている銀行が潰れた場合はどうなるでしょう?
潰れる心配はないと思っている人も、経営統合ならあり得ると思いませんか?
これからの時代、銀行に勤めれなくなる可能性は高まっています。
そんな中、スキルはあっても銀行でしか役に立たなければ将来は不安でしょう。
まだ30代だから先は長いよ………
銀行員の人が未来を明るくするには何をすべきでしょう?
確かに転職でもいいと思います。
でも、「よし、転職しよう」
なんてすぐ踏み出せる人は、この記事をわざわざ見ないで行動できる人です。
転職に踏み切るのは結構勇気が必要です。
実は私も勇気がない一人。
できればなるべく今の生活を変えずに、不安を解消したいと思いませんか?
そこで、私が万人にオススメするのは『副業』です。
銀行員と副業は非常に相性がいいです。
銀行員が副業をすることで、給料・スキル・収入が上がります。
なんと一石三鳥!
副業をしている身からすると、やらない理由はないでしょう。
今のうちから、どんな状態になってもええように対策しておくことが必要やで。
とは言え、大部分の銀行は副業が認められていません。
実は私が勤務している銀行も禁止です、、、
認められている銀行としては、
- みずほフィナンシャルグループ
- 新生銀行
- 南都銀行
- 横浜銀行 etc
副業はへまをしなければ基本的にばれません。
ばれるか心配の方は、ばれない方法も解説していますので、ぜひ最後までご覧ください。
では、銀行員が副業すべき理由を解説していきましょう。
【関連記事】
『【新しいことをするなら早起きは必須】副業する人が早起きした方が良い理由6選』
目次
副業をすべき理由① 銀行が潰ぶれる
日銀は2028年度に約6割の地方銀行が最終赤字になると言うとる。
赤字だからってすぐ破綻するわけではないけどな。
赤字だからってすぐ潰れるわけではないし、大丈夫さ。
銀行は信用がものを言う商売や。
赤字になればお客は不安になるからな。
お客が離れれば当然商売は成り立たん。
現在銀行は氷河期です。
厳しい収益環境により、統合や提携をよく見るようになりました。
もはや銀行は以前のようなに稼げなくなっています。
銀行にマイナスの影響を与えたものを見てみましょう。
【銀行の収益にマイナス影響を与えたこと】
- マイナス金利政策(貸出金利の低下)
- ネット銀行等の異業種の参入(投信等の手数料収入大幅減)
- カードローンの所得制限強化(収益大幅減)
- 振込料金の見直し(手数料収入減)
直近については、コロナ融資・投信等の収益増加・貸し倒れの減少等から多くの銀行が良好な決算でした。
しかし、現在ではコロナ融資も底を付き、お金が返済できない企業が増えてきています。
そうなってくると、ただでさえ厳しい収益環境がより悪化⤵
銀行のビジネスモデルはもはや崩壊寸前です。
【最近の銀行の経営環境】
- ウクライナ侵攻に伴う資源価格、原材料の高騰
- 欧米の急激な金利上昇による急激な円安
- コロナの長期化
銀行の経営環境はよいと言える状態ではありません。
自分が勤めている銀行が統合や合併、もしくは潰れてもおかしくない時代です。
勤務先に頼らなくてもよい状況にしておくことが重要です。
副業をすべき理由② 銀行員は不要になる
大福に生クリームたっぷりつけるくらい激アマやで。
もうそれはえげつないくらいの人数や。
銀行は効率化や生産性の向上、DX促進等でこれからもどんどんクビを切るで。
銀行員は大失職時代に入りました。
都銀では数千から、中には1万人以上もの人員削減を行っています。
上記のように、複数の銀行で中計等に人員整理の記載があります。
窓口業務を行っている人員は確実に削減対象となるでしょう。
【銀行の人員整理政策】
- 店舗内店舗(いわゆる店舗統合)
- 昼休業
- 予約制
- DX(デジタル技術の促進)
【関連記事】
『【銀行が昼休み】昼休業を導入する理由利用者が取るべき行動について、現役銀行員が解説』
『【現役銀行員が解説】銀行がしている店舗内店舗って何?メリット・デメリットは?』
上記の政策はすべて、業務効率化や生産性の向上によるもの。
テクノロジーは進化で、銀行員の仕事はどんどんなくなっていきます。
特にブロックチェーンが普及すれば、審査している人は不要になるでしょう。
副業をすべき理由③ 事業への関心が高まる
聞いたけど、なんかようわからんなで終わりや。
でも、自分が事業をしとると、ここはどうなんやろ?あれは?ってな感じで色んな気付きがある。
スポーツでも自分がしとるのとしてないのでは関心が全然違うやろ。
実際にしているのとしていないのでは全然違うだろうね。
何でも自分のことになると関心が高まるもんや。
大体事業をしたこともないやつに相談するのもおかしな話やで。
法人の担当となると、様々な融資の相談を受けるようになります。
その際に、事業への理解度が低いと顧客からの信用は下がり、稟議も通りづらくなります。
どうしても経験の浅いうちは、顧客がしている事業がよくわからないことで苦労をします。
しかし、自分が実際にしたことがあれば、理解度も全然変わります。
副業をするには極力リスクが低い事業がオススメです。
リスクが低いものは初期投資がほぼゼロの事業です。
- せどり(物販の基本がわかる)
- プログラミング(ネットの基本がわかる)
- アフィリエイト・ブログ(商品の見せ方・伝え方がわかる)
しかも収入が上がれば一石二鳥。
メリットは非常に大きいですよ。
【関連記事】
『稼ぐ力アップで月2万円稼げるように!リベ大両学長の言うことを実践してみた』
副業をすべき理由④ 社長の気持ちがわかる
副業をすることで、お客さんの気持ちや事業に関心を持つようになる。
銀行員は事業をしている人を相手にしとるから、副業は非常に相性がええねん。
銀行員は副業せんともったいないで。
銀行員は多くの社長と話す機会がありますので、様々な事業について詳しくなります。
ただ、聞くのと、実際にしてみるのは全然違います。
私も実際にせどりをしてみて感じたことは感情の動きです。
【副業でせどりをして感じたこと】
- 赤字でも販売せざるを得ない時の痛み
- 思っていた金額で売れた時の喜び
- 仕入れた商品の市場価格が値崩れしている時の焦り
それに、自分が実際に副業をしてみると、社長の話の理解度が高まります。
まだまだ副業をしている銀行員は圧倒的に少ないので、他の銀行員との差別化にもなりますよ。
副業をすべき理由⑤ 確定申告の理解度が高まる
確定申告について理解度が高まるっちゅーことや。
副業すると確定申告をしないといけなくなるからか。
すると税金について興味を持つようになる。
みんな自分の事となると、真剣に考えるもんや。
会社員は税金なんて計算せんけど、事業者は違う。
自分で確定申告して、税金を納めるからどれくらい税金を払っているかよー知っとる。
お前は自分がどれくらい税金を払っているか知ってへんやろ。
こんなに税金を払っとんかって。
すると社長がよー税金、税金ゆーとる理由がわかるで。
あなたは自分が払っている税金の金額をご存じでしょうか?
大部分の人が知らないでしょう。
私も副業をするまでは、全然知りませんでした、、、笑
- 所得税
- 住民税
- 社会保険料
会社員は税金が引かれた後の金額が、給料として口座に振り込まれます。
そのため、税金を支払ってる認識が薄くなり、無頓着になりがちです。
一方、副業をすると確定申告時に税金をいくら払っているかがよくわかります。
社長連中が節税に関心があるのは、税金がいかに高いかということをよくわかっているからです。
【確定申告することで良いこと】
- 税金に興味を持つ
- 節税を考える
- 社長に実話を伝えられる
税金って複雑ですけど、逃げていては搾取される一方ですからね。
確定申告をすると、税金を自分で支払うことになるので理解が深まります。
iDeCoやふるさと納税をする効果が、確定申告をする前よりも実感できるでしょう。
【関連記事】
『ふるさと納税まだしていないの?たった1割の人が得をしているふるさと納税の仕組み【2021年最新版】』
当行は副業禁止だけど………
もしばれてクビになったら困ってしまうよ。
確かに最悪の場合、クビになる可能性はあります。
ただ、日本企業は労働者はかなり手厚く守られています。
結論から言うと、”副業禁止を破っただけ”でクビになる可能性は低いと言えます。
そもそも副業は法律で禁止されているわけではなく、あくまで会社の就業規則上での話です。
では、どういった場合はクビになるのでしょうか。
【副業をしてクビになるケース】
- 本業に支障をきたしている
- 情報を漏洩した
- 競業する事業をした
- 会社の信用を失墜させた
本業に支障をきたしている
本業中に副業をするとか、遅くまで副業をしたことで、本業中に居眠りするといったことです。
当然、本業中は本業をしっかりこなす必要があります。
情報を漏洩をした
副業により、行内の情報を漏洩させればクビになります。
YouTubeやTwitter等、気を付けたいですね。
内緒でして、情報漏洩したらしゃれにならんで。
競業する事業をした
本業に競業する事業をするとクビになる可能性があります。
ただ、銀行に競業する事業はなかなか考えにくいので、スルーでいいでしょう。
会社の信用を失墜させた
こちらも当然のことですね。
特に銀行は信用が一番大切です。
副業で、会社の信用を失墜させればクビになる可能性は非常に高いでしょう。
副業でも当たり前のことに気を付ければ、クビになる心配はせんでもええで。
副業はばれない?
住民税をちゃんと自分で納めるようにすれば、ばれへんで。
そこで給与収入以外あるんちゃうか?って人事が目を付けるんや。
せやから、確定申告する際に住民税を自分で納付する「普通徴収」にすれば解決や。
そんな方法があるんだ。
副業は基本的にばれません。
ではどんな時にばれるのかと言うと、以下のケースです。
【副業がばれるケース】
- 住民税が他の人と比較して高い
- 自慢したくて自分で言う
- 個人が特定できることをする
基本的に住民税さえ注意すれば、ばれる可能性は限りなくゼロです。
後は自分で言わないこと。
住民税の普通納付は確定申告書の『第二表』に〇をつけます。
赤で囲った場所を拡大したのがこちら
ここに記載の「自分で納付」をすれば自分で住民税を支払うので、会社にばれる心配は不要です。
ばれる理由で大きいのは、副業で儲かってつい飲みの席等でしゃべってしまうこと。
この人だけって思って言ったら最後。
どんどん広まってしまいますからね。
ばれたくなければ、誰にも言わんほうがええで。
今では、ネットで確定申告を簡単にできます。
ネットで確定申告をする場合にも、必ず自分で住民税を納付する(普通徴収)を選択しましょう。
何も選択しないと、勤め先がまとめて支払う(特別徴収)ようになりますので、ご注意を!
まとめ
【今回の記事のまとめ】
- 銀行員と副業の相性は抜群
- 銀行が潰れる時代が来る
- 銀行員はテクノロジーの進化で不要になる
副業をばれないようにするには、
- 住民税を「普通納付」する
- 自分でしゃべらない
- 個人が特定できることをしない
銀行員にとっては非常に厳しい時代です。
この逆境を乗り越えるためにも、一緒に副業を頑張りましょう。
まずは1歩を踏み出すところから。
以上です。ありがとうございました。